FAQ

よくあるご質問

よくいただくご質問にお答えしております。

パレットのご使用に関して

Q.

NPCPALLET(プラスチックパレット)の材質は何ですか?

A.

ポリプロピレン(PP)又は高密度ポリエチレン(HDPE)で出来ております。
PPはプラスチックの中で最も比重が軽く、引張強度や圧縮強度、耐衝撃性と言った機械的特性が比較的高く、耐摩耗性にも優れております。
PEはPPと比較して、低温時の耐衝撃性に優れております。
また、積載物用・フォークリフト用の滑り止めグロメット、滑り止めテープもPPやPEと同じオレフィン系のエラストマーで出来ており、リサイクルまで考慮した製品設計を行っております。

Q.

フォークリフトの爪が当たったところが白くなりましたが、強度には問題ないですか?

A.

PPのパレットでは衝撃を与えた所が白くなる(白化)現象がおきますが、パレットの強度に影響は有りません。
しかし、更に大きな衝撃を与えた場合には、破損の恐れがありますので、ご配慮の上ご使用願います。

その他のフォークリフト作業時のご注意事項はこちら

Q.

下面デッキが不要なので切除したい。部材を固定する穴を開けたい。

A.

「NPC PALLET」は、切削や穴開け等の加工により著しい強度低下を招く恐れがあります。後加工による仕様変更はおやめください。尚、ご使用の際、後加工の必要が生じた場合は事前に弊社にご相談願います。加工可能か判断し、回答させていただきます。

Q.

「NPC PALLET」の耐熱温度は何℃ですか?

A.

パレットに荷重が掛かる状況では、+40℃まででご使用ください。
ただし、使用環境や種々の要因によって範囲内であっても変形、破損が発生することがございます。

Q.

低温倉庫で使いたい。

A.

低温環境下でご使用になる場合は、PE製のパレットをお選びください。
PPは低温になると耐衝撃性能が低下します。PPは-10℃以上の温度でご使用ください。

Q.

動荷重・静荷重と言うのは何ですか?

A.

動荷重は、パレット1枚あたりの最大積載荷重です。
静荷重は、段積み時の最下段パレットにかかる最大圧縮荷重です。

Q.

自動倉庫やラックでパレットを使いたい。

A.

積載物や積載荷重などの条件によって、使えるパレットが異なります。詳しくは弊社営業担当までお問い合わせください。
お問い合わせの際には、(1)積載荷重、(2)積載物形状、(3)支持スパン、(4)環境温度、(5)最大滞留時間
の諸条件をお知らせいただたければ、その後のご対応がスムーズです。

詳しくはこちら

Q.

「NPC PALLET」の寿命はいつまでですか?

A.

個々のパレットによって使用状況が異なることから、一概に決めることが出来ません。
しかしながら、弊社のユーザー様では10年、20年と長くお使いいただいているケースが多数ございます。

Q.

バージン原料品とリサイクル原料品で違いはありますか?

A.

弊社では受入時検査・出荷検査等で一定の基準を合格したものを使用しておりますが、リサイクル原料品は供給材料が一定ではない為、バージン原料品と比べて多少バラつきが出ることがございます。

Q.

「NPC PALLET」を使う上での注意点はありますか?

A.

「NPC PALLET」をご使用になる場合、こちらの注意事項をご確認の上、必ず安全に正しくご使用ください。

Q.

「NPC PALLET」は木製パレットに比べて滑りませんか?

A.

滑り止めテープやグロメット等の防滑措置が取られていない状態では木製パレットよりも滑り易いですが、滑り止めテープやグロメット等の防滑措置を施した場合は、木製パレット同等の防滑性能を有します。
ただし、ゴミ・ホコリの付着や結露が発生した場合は、この限りではございません。

Q.

プラスチックパレットの「溶着型」と「一体型」の違いは何ですか?

A.

プラスチックパレットは、樹脂を熱で溶かし、金型へ流し入れ、冷やし固めることで、成形されます。
その際、1度の成形でパレットの形が完成するものを一体型パレットといいます。
上型と下型を別々に成形し、貼り合わせてパレットの形になるものを溶着型パレットといいます。

一体型は、比較的軽量で安価なため、ワンウェイ使用や軽作業で使用されることが多いです。
一方溶着型は、自動倉庫等の強度が必要とされる場面で使用されることが多いです。また、フラットな形状を生かし、積載物への跡付きを防ぎたい場合などにも採用されます。

一体型成形工程図

一体型

・メリット

一度でパレットの形になるので、製造コストが低く比較的安価。

・デメリット

金型の構造上、メッシュ形状になる。また、金型の構造に制約が多く、比較的高強度化しにくい。

溶着型成形工程図

溶着型

・メリット

一体型と異なり構造の自由度が高く、フラット形状も可能。比較的高強度化しやすい。

・デメリット

一体型よりも製造工程が多く、比較的高価。

Q.

プラスチックパレットの製法で、「ソリッド」、「低発泡」、「ガスアシスト」の違いは何ですか?

A.

パレットの成形時に、樹脂と着色剤の他に、何を添加するが異なります。

ソリッド成形品工程図

ソリッド

パレット成形時に樹脂と着色剤以外に何も添加しない、最もシンプルな成形方法です。熱で溶かして金型へ流し込まれた樹脂は、冷えると収縮し、製品外観の肉厚形状部分には、”ヒケ”と呼ばれる凹みが発生します。

低発泡成形品工程図

低発泡

パレット成形時に樹脂と着色剤に加え、発泡剤を添加します。樹脂を発泡させることで肉厚な形状を成形でき、重量は重くなりますが頑丈なパレットになります。ただし、製品外観はざらついた表面で、ソリッドやガスアシストと比べると印刷やバーコード等の貼り付けに影響を及ぼします。

ガスアシスト成形品工程図

ガスアシスト

ガスアシスト成形とは、パレット成形時にガスを注入する成形方法で、ヒケを抑制し美しい外観が得られます。また、従来の低発泡成形と比較し、成形サイクルが早く、省エネに寄与します。さらに、パレットの肉厚部には中空層ができ、軽量化されます。省エネ&省資源化の実現が可能な、優れた成形方法です。

Q.

「NPC PALLET」のシリーズの違いは何ですか?

A.

主に一体型パレットと溶着型パレットで分かれており、さらに製法と、強度の違いによって区別されています。

各製品名の頭文字がシリーズを表します。
例:EXA1111→EXシリーズ、AZFD1111FE→AZシリーズ 等

ガスアシスト成形品工程図
ガスアシスト成形品工程図

一体型

EXシリーズ: 最も軽量で、最も低強度なタイプ。輸出等のワンウェイ使用向き。
Lシリーズ: EXシリーズに次ぐ軽量タイプ。軽作業向き。
Fシリーズ: 標準的な強度の、汎用タイプ(一部溶着型もあります)。
Hシリーズ: 自動倉庫に対応した、高強度タイプ。

溶着型

AZシリーズ: ガスアシスト成形品。溶着品の中で最も軽量。強度はFシリーズと同等程度。
Zシリーズ: ガスアシスト成形品。自動倉庫等に対応した高強度タイプ。Pシリーズより軽量化。
Pシリーズ: 低発泡成形品。肉厚で頑丈な、従来型の高強度パレット。

その他

SXシリーズ: 複合材を使用することで高強度化したスキッド形状のパレット。印刷用紙向け。
Q.

「NPC PALLET」の選び方を教えてください。

A.

選び方をまとめた資料をご用意いたしました。

資料のダウンロードはこちら

お客様のご要望をお伺いし、最適なパレットをご提案させていただきます。お気軽にお問い合わせください。

お問い合わせはこちら

Q.

耐薬品性について教えてください。

A.

パレットの原料に使用されるポリエチレン、ポリプロピレンは、薬品に対し優れた耐性をもっております。
しかし使用濃度・温度等の諸条件によっては特性が変化しますので、ご使用の際にはこちらの表を参考にしてご注意をお願いいたします。

Q.

導電性パレットについて教えてください。

A.

通常のプラスチックパレットは電気を通さない為、静電気が帯電します。
有機溶剤を扱う化学工場などでは、帯電した静電気がスパークしその火花によって有機溶剤に着火する可能性があります。
弊社導電パレットは、表面抵抗値 108 Ω以下、体積固有抵抗値 108 Ω・cm以下の性能を有し、静電気の帯電を防止します。また、その帯電防止効果は永久的です。

導電性パレットのラインアップはこちら

Q.

荷崩れ防止措置とはどの様なことを行えば良いですか?

A.

ストレッチフィルムやシュリンクフィルムでの梱包、PPバンドやベルト等での結束を想定しております。

荷崩れ防止措置についてはこちら

Q.

パレットトラックを使いたいのですが、どの様なパレットがありますか?

A.

標準型パレットトラックを使用するには、差込口高さが85mm以上、中間桁幅が200mm以下の片面使用形パレットが必要となります。
ご使用になるパレットトラックと、パレットの各部寸法をご確認ください。

寸法の確認事項に関する詳細はこちら

ご不明な点につきましては、販売店または弊社営業担当までお問い合わせください。

お問い合わせはこちら

Q.

不要になったプラスチックパレットを回収してもらえますか?

A.

不要になりましたプラスチックパレットの回収を行っております。
状態・内容によっては、お引き受けできない場合もございます。回収条件については下記リンクをご確認ください。

詳細・お問い合わせはこちら

Q.

購入したパレットに滑り止めを追加したい。

A.

製品によっては、滑り止めグロメットの追加が可能です。オプショングロメットの販売も行っております。
詳しくは販売店または弊社営業担当までお問い合わせください。

お問い合わせはこちら

パレットのご購入・販売に関して

Q.

「NPC PALLET」を購入したい。

A.

お手数おかけしますが、お問い合わせ窓口よりお問い合わせください。
お客様の所在地等、条件に合わせた販売店をご紹介いたします。
お見積り専用フォームもご用意しております。ご活用くださいませ。

お見積り依頼フォームはこちら

Q.

直接取引は可能ですか?

A.

基本的には販売店様を通した販売とさせて頂いております。
※弊社では販売代理店様を募集しております。弊社プラスチックパレットの販売を検討している方は、お手数おかけしますが弊社営業担当までお問い合わせください。

お問い合わせはこちら

Q.

製品の価格を教えてください。

A.

製品の価格につきましては、納入地・ご購入枚数等により異なります。
お手数をお掛けしますが、販売店または弊社営業担当までお問い合わせください。

お見積り依頼フォームはこちら

Q.

最小出荷単位と受注生産品について教えてください。

A.

標準在庫品につきましては、1枚から(スキッドタイプのEXパレットは10枚から)出荷可能です。
受注生産品につきましては、販売店または弊社営業担当までお問い合わせください。

お問い合わせはこちら

Q.

パレットに社名印刷は可能ですか?

A.

お客様のご要望に合わせた社名やロゴマークなどを印刷する事が可能です。
詳しくは販売店または弊社営業担当までお問い合わせください。

お問い合わせはこちら

Q.

サンプルを頂く事は可能ですか?

A.

製品や条件によって異なります。販売店または弊社営業担当までお問い合わせください。

お問い合わせはこちら

カタログ・資料請求等に関して

Q.

製品カタログが欲しい。

A.

冊子につきましては、資料請求フォームから、又は弊社営業担当にご請求ください。
ホームページからも電子カタログにて閲覧可能です。

電子カタログはこちら

Q.

製品仕様書が欲しい。

A.

販売店または弊社営業担当まで問い合わせください。

お問い合わせはこちら

Q.

MSDSを発行してほしい。

A.

バージン原料の製品につきましては、発行が可能です。販売店または弊社営業担当まで問い合わせください。
リサイクル原料の製品(製品名の冒頭に”EX”と付くもの、製品名の後ろに”RR”と付くもの)では発行が出来ません。ご了承の程、お願いいたします。

お問い合わせはこちら

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ご相談・ご質問・ご依頼等、お気軽にお問い合わせください。
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